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ぷち読書感想文。+α
蓮華
最近読んだ本の感想を短くも長くも自由に教えてほしいと思い、勝手に立ててしまいました。
一冊読み終えるのは結構時間がかかるので、どの本の何章とか短編集なら1作品とか短く区切ってもよいです。
ネタバレ(?)しない程度にあらすじも簡単にあると嬉しい。(・ω・`)
泣ける!とか元気になる!とかの情報も嬉しいです。
感想以外のこともぜひぜひどうぞw(・ω・)
コメント
蓮華
メリモとメルモさんやmaydayさんが いしいしんじ さんをおすすめしてたので
「トリツカレ男」を読んだところ感動。「ポーの話」も買ったんですが、
ただいま受験勉強中なので長編は頭に入らないかなぁとも思い、ショート・ストーリー集を購入しました。なので今日はその一部の感想を。
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「カラタチとブルーベル」
ふたごの姉妹、カラタチとブルーベルのお話。
うまれつき体の弱いブルーベル。元気いっぱい、女優になることが夢のカラタチ。
正反対の2人だけどとっても仲良し。
ある日行われた演劇オーディションでカラタチはデビューを決定。
演劇の稽古に励み順調なはずが、ひとつだけ問題があったことを知る・・・。
「白の鳥と黒の鳥」いしいしんじ (角川文庫)より
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ネタバレするといけないのであんまりツッコめないんですが、
たった10ページとちょっとでこんなに印象深く、感動できるものなんだと驚きました。
あくまで私の感想ですが、泣くまで行かないけど目頭がぁぁって感じです(笑)
本としては、忙しい人にいいかもです。1作品がとっても短い。でもしっかり。
ちょっとだけ暇な時間の読書におすすめ。
正直な話、私的にちょっとよくわかんないお話も何個かありますが。
2冊目読んだだけの私が言うのもアレですが、いしいしんじさんすごく好き。
物語の中に惹かれていく。どんどん読みたくなります。
絵本の世界みたいな感じが想像できてすごく好き。
童話とか絵本とか物語が好きな人におすすめです。
mayday
こんばんは〜
感想文、おもしろそうですね!
でもわたし、感想文にがてなんです・・
書いてもわかりづらかったりしそうなんですが、
それでもいいでしょうか。笑
いしいしんじさん、読んでくださって嬉しいですー☆
自分が書いたわけではないのに
嬉しいのって不思議ですね^^
では次回から
感想文、挑戦したいとおもいます!
よろしくお願いします。
蓮華
感想文って言ってもそんなにキッチリしたものじゃないので(笑)
面白いとか悲しいとか、そんな感じで全然okです!!
ぜひぜひ、次回からお願いします^^
どんな本かな・・・。 楽しみにしてますねw
それから、いしいしんじさんおすすめしてくれてありがとうございます。
好きな作家さんがまた一人できて嬉しいです(´ω`*)
春休み終わるまでに「ポーの話」を読み終えるのを目標ですw
早く読みたいなぁ。
鬼怒(きぬ)
飽くまで感想文的なメモだと思ってください。
『頭のうちどころが悪かった熊の話/安東みきえ』
眠気の中ブックオフでささっと丸々立ち読みしたので細かい所は覚えていませんが、全て忘れないうちに(笑
いわゆる動物が登場する童話集です。
ほのぼのとした話の様で思いがけない展開があったりします。
あらゆる年齢層の人が読める本だと思います。
基本的には純粋なのですが所々に
深みがあってシニカルでブラックユーモアも感じられるのが良いです。
蓮華
書き込みありがとうございます!(゚▽゚*)
童話集ですか・・・。読んでみたいなぁw タイトルが印象的で、惹かれますね。
ブックオフということは新刊でもないかな?・・・今度探してみよう!
素敵な情報どうもですw
蓮華
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「ビタースィート・ホーム」
父親視点で描かれるお話。
説明下手なので、あらすじは書きません(汗)
どの家庭にもなにか問題を抱えているんですね。という感じ(何か違
この本は小学生の時に読んだんですが、この話は特につまらないとか
思ってたんですね。全然違いました、重松さんすいません。
やっぱ色々なこと考えるようになったからかな、わかってきた。
お父さん視点だけど、お母さんの辛さとか先生の辛さとかも、
みんな同じくらいに伝わってくる。結局誰が一番不幸ってことはないんだな。
この人の書く人間って本当にごく普通の人間。近くに存在しそうな人たち。
そんで他人には見せない面とか、成長してゆく感じとか。
現実味があって、そこに惹かれます。
約100ページくらいの話で、読むのに2時間くらいかかったのかなぁ?
最後まで読まないと気が済まず、夜中の1時半まで読んでました(笑)
「ナイフ」重松清 (新潮文庫) より
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來乃 くら
ビタースイート・ホーム いいですよねぇ・・
重松清さんは大好きです。
さてここで僕もひとつ。
「やがて光源のない澄んだ乱反射の表で……/
『TSUNAMI』のための32点の絵のない挿絵」
平野啓一郎さんの短編集より。
彼が書くものは、独特の雰囲気なものや
社会的な問題を示唆したものなどが多いんですけど
この短編集もなんだか彼の感性が滲み出るようなものでした。
この話は「老い」がテーマなんですが
その「老い」ていく姿も特別です。これは、見てからのお楽しみで。笑
この作品は簡単には読ましてくれません・・。笑
見えそうで見えない作者の意図を掴むのに苦労しちゃいます。
けどそのどれもが彼の魅力なんですけど・・。
って、感想になってない。笑
「あなたが、いなかった、あなた」平野啓一郎(新潮社・新潮文庫) より
鬼怒(きぬ)
『キぐるみ / D』
醜い者にはキグルミを着る事が課せられている町に生まれた主人公の話。
だからといって可愛さは期待しちゃいけません。
いつだったかタイトルに釣られてあらすじとか見ずに購入。
ほのぼのした感じだと思ったら結構ハードなハートフルボッコストーリーなので注意しましょう。
特徴としては漫画と小説が合体したような斬新な本、
そういう部分は面白いのですが
やっぱり子供の頃には読みたくない本ですね(笑
結構考えさせられる話ですけど。
蓮華
ビタースィート・ホーム いいですね・・・。読み直してよかった!
重松清さんの作品は「きよしこ」とか読んだなぁ。これも小学校でだけど。
色々な作品、読み直してみたい作家さんです。
最近本屋さんで見つけたのも読んでみたいかも。また読んだら感想書きますねw
平野啓一郎さんは読んだこと無いです。
簡単に読ましてくれない・・・気になりますねぇ。興味がわくわく。 ニヤ(・∀・)ニヤ
高校生になったら呼んでみたいなw
ハードなハートフルボッコストーリーw
読んでみたい気もするけどまだ遠慮しておきます。いつかねw
>醜い者にはキグルミを着る事が課せられている町に生まれた主人公の話。
これ聞くと、読んでみたいですけどね。私は、まだ子供、子供(笑)
でもこの本、昔本屋で見かけた気がするw 惹かれるタイトルです。
蓮華
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「ぶらんこ乗り」
ぶらんこが上手で、指を鳴らすのが得意な男の子。
声を失い、でも動物と話ができる、作り話の天才。
もういない、わたしの弟。
本文から少し。(弟の書いたお話)
「わたしたちはずっと手をにぎっていることはできませんのね」
「ぶらんこのりだからな」
だんなさんはからだをしならせながらいった。
「ずっとゆれているのがうんめいさ。けどどうだい、すこしだけでもこうして」
と手をにぎり、またはなれながら、
「おたがいにいのちがけで手をつなげるのは、ほかでもない、すてきなこととおもうんだよ」
* * *
なんかやっぱりすごいなぁ、いしいしんじさん。
私から冷静に見ると、こんな弟いないだろうとか「えぇ〜?」って思うはずなのに
読んでいると、物語の中に入っていって、本当にいるんだぁって感じ。
弟以上にいしいさん、作り話の天才なのね。
物語の世界で、純粋に信じさせてくれる。夢を見ているみたい。
悲しくなったり、不思議だなぁとか純粋に思う。
上手くいえない。だから感想が下手なのだ(笑)
なんか変な感想でごめんなさい。でも良い本です。ぜひ読んでみてくださいw
「ぶらんこ乗り」いしいしんじ (新潮文庫)より
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