(・ω・）作曲・編曲・ミキシング・マスタリングのお話(・ω・）その4

'11年8月26日 18:29

●ミキシング(エフェクト〜小技編)
今回はエフェクトについてです。
世の中には様々なエフェクトが存在しますが、ここでは代表的なエフェクトを取り上げてみます。
ちょっとした小技なんかも紹介します。やってる人なら多分知っていると思いますが…ｗ

・イコライザー(EQ)
音楽をやっていない人でも知っている(かなぁ？ｗ)、代表的なエフェクト。指定した周波数の増大・削減を行う。
ついつい上げる方向に使ってしまいがちだが、実は「いらない音域を削って良い音域を目立たせる」削減方向で使うのがプロの技。(らしい)
例えば、キックとベースがぶつかってモコモコしてる場合、どちらかの低音域を削いで分離するとかも出来ます。ベースラインを目立たせたい場合、低音はキックに任せて、ベースの低音をごっそり削いであげると幸せになれるかも(笑)

・コンプレッサー
その名の通り、音を圧縮するエフェクト。ミキシングの鬼門。冒頭から登場してるが、実はラスボスだった…的な感じのエフェクト(？)。
リミッターもこいつの仲間。

★コンプで奥行きを表現しよう★
コンプでがっつり潰すと、音が奥から鳴っている様な演出が出来ます。
コンプのモデルによりますが、レシオ4〜6：1、アタック最速、リリース遅めに設定して、スレッショルドを下げると…!?

・リバーブ
残響を付加するエフェクト。実はディレイの亜種的な存在。
誤魔化しが効きやすくなるので好きです(笑)
ただし、かけ過ぎ注意！基本的にこういった空間系エフェクトは、インサートではなく、センドで掛けるのが(プロの世界では)一般的らしい(笑)
このエフェクトでも奥行きを演出できるよ！

・ディレイ
リバーブ・コーラス・フランジャー・フェイザー等の空間系エフェクトは、大体こいつの亜種。空間系の父的なエフェクト(？)。
やまびこの様な音の反射を付加するエフェクト。
どの楽器にも薄らと掛けると良い感じ。(センドで)

ざっとこの4つが代表的なエフェクトですね。
さて、ここからは小技を紹介！(なぜか箇条書き)

・ドラムは各パーツ別とドラム全体のアンビエンスを混ぜる！
・ベースラインを出したいなら歪ませる！
・MS処理で分離感アップと奥行きを演出！
・理想の音の音源と聴き比べ！
・ボーカロイドは倍音が足りない？じゃあ真空管エフェクトとかで倍音を付加すればいいじゃない！

etc...(適当)

それでは、次回はマスタリングについてですｗ